映画

お!バカんす家族【くだらなくも爆笑必死のアメリカンおバカコメディー!】

壮大なSci-fiも良いし、壮大な人間ドラマも大好きなんだけど、時には頭を空っぽにして観られるおバカコメディーというのも大好物のエヂです⎛´・ω・`⎞

エド・ヘルムズという役者さんが大好きで、この人繋がりで映画を探している間に行き着いてしまったのがこの「お!バカんす家族」なんだけど、コイツがまぁテンポが良く、悪意に満ちた笑いに溢れていて凄く楽しい!

因みに日本名は「お!バカんす家族」だけど、オリジナル題名は「Vacation」であり、全然印象が違ってたりするのも面白い…

英語圏は題名で中身を伝える必要は無い…という事なんだろうか…?

あらすじ

エコノエアー(イメージ)

弱小LCC航空会社「エコノエアー」でパイロットとして勤務しているラスティ(エド・ヘルムズ)は、いつしか自分の生活がマンネリ気味になってしまっており、その空気に家族を巻き込んでしまっている事に気付いてしまう…

2人の息子ジェームズとケヴィンは毎日のようにくだらない喧嘩ばかり、一家団欒のためによかれと思って、毎年行っていた丸太小屋への家族旅行も、実は妻はとっくに退屈しており、フランス旅行を楽しんできた友人に愚痴っているのを聞いてしまいます

ラスティは今一度家族と団結するために、彼が子ども時代に体験した楽しいバケーションの思い出を自分の子供達にも味わわせてあげようと思い立つ

こうしてラスティ一家は、アルバニア製の「逆ボンドカー」タータン社のPrancer(実在しません)に乗り込み全米有数のテーマパーク「ワリー・ワールド」を目指してアメリカ大陸横断のロード・トリップへと旅立つのだが…

とにかく下品で下ネタ満載!

最初に言っておくと、この映画はとにかくお下品であり、家族視聴には向いていない

英語表現の勉強にもならないんだけど、取り敢えず「知っておける…」というだけの観点で言えば知らない下ネタ英単語や、正しい発音が学べ…ぃゃ、学べるのか?

ラスティの2人息子の弱気な兄貴が弟につけられたあだ名は「vaj◯na」(日本語にもなってる女性器の事だけど、発音が意外だったりする)だったり、そんな兄貴が言葉の意味が解らないから教えて欲しい…と父親に質問する言葉が「ri◯job」(菊◯め)とかね…

はぁ?何処で使うんだよ…って英語ばかり

更にラスティの妹夫婦のイケメン旦那ストーン(クリス・ヘムズワース)が自身のデカいアレをやたらアピールして来たり…と、割と日本人的には度が過ぎるけど、面白い下ネタがちょいちょいブッ込まれてくるのが楽しい…

まぁ、考えてみたら今の日本ではこの映画に出てくるような下ネタや暴力表現は地上波でも映画でも作る事が出来ないと思う…

エド・ヘルムズが面白い

エド・ヘルムズと言えば元々はスタンド・アップ・コメディアンとしてデビューした人なんだけど、俳優業もちょいちょい受けている間に、2009年に「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」の歯科医、スチュアート・プライス役が大ヒット

その後、ハングオーバーはシリーズ化され、「ハングオーバー!!」、「ハングオーバー!!!」と続編が制作され、やがてエド・ヘルムズが主演の映画なんかも作られるように…

この人の魅力はその憎めない顔と、表情豊かに、エモーショナルにバカを演じるところだと思っていて、そのユーモラスな姿が国境を越えた笑いになるんだと思う

何故か歌を歌うシーンが多く、今作でもあのシールの名曲「Kiss From a Rose」を熱唱するシーンがあり、ちょうどあの曲がヒットした世代は刺さる事間違いなし!(アタシはイントロでニヨニヨしてしまった)

何も残らないけどリラックス出来る

恋愛映画やコメディー映画は見終わった後に自分の中に何も残らないので…みたいな話を聞いた事があるんだけど、個人的にはどのジャンルの映画も満遍無く見るべきだと思うんだ

例えばこの「お!バカんす家族」も、下品だし、英語の勉強にも何にもならないようにも見えるが、真剣に英会話教材にしようと思えば使える英語は沢山あるし、何より何も考えずにただ笑える…と言うのは精神衛生上凄く良いように作用する気がする

例えば、イヤな事や忘れたいような事があった夜に、ビールを飲みながらこんなバカな映画を観る…とか…

それはそれで最高のMOVIEナイト…

シリアスな映画も良いし、派手なアクションも宇宙も深海も人外クリーチャーも良いけど、たまにはただ笑えるだけの映画ってのも最高なんです

面白過ぎて、何だかんだで2回観ちゃいましたからね

オススメです( ˘ω˘

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