ホテルの中にあるレストランやカフェって、格式高くて値段も高そうで…しかも何か、宿泊してないのにレストランにだけ行く…って感覚があまり無かったよなぁ…と思うエヂです⎛´・ω・`⎞
でも、色々なお店を食べ歩くようになると、段々とこう…やはり「超一流」の接客サービスを持つホテルならではの良さ…みたいなのも気になるようになってきたりして…
そんなワケで京都は烏丸御池にある「ACE HOTEL」にあるイタリアンに行ってみました
アクセス
「ACE HOTEL」は京都市営地下鉄「烏丸御池」駅下車、徒歩1分という好立地にあるホテルで、かつては「新風館」が単独であった場所に建設された、凄く前衛的なホテル
因みにお店の名前は「MR.MAURiCE'S ITALIAN」と書いてミスター・モーリスズ・イタリアンと読むみたい
「ホテルマンはこうあるべき…」みたいなステレオタイプな感覚が無く、凄くリベラルな雰囲気で、分かりやすく言えば「Apple Store」のような雰囲気なんだ
「MR.MAURiCE’S ITALIAN」はホテル3階に位置しており、2階にはメキシカンの「PIOPICO(ピオピコ)」がある
予約がベター
階下にメキシカンレストラン「PIOPICO(ピオピコ)」を望むような作りになっており、広い空間は凄く開放的
ホテルのイタリアンなので、混み合って並ぶような事は無いけど、快適な季節なんかに外のテラス席で食事したりしたいのであれば予約しておく必要がある
それに、ここまで来て予約してないばっかりにお店に入れない…とか情けないし、そんな事でニキータに情けないやつ…と思われたくない無いので、基本的には予約可能なレストランに行くのであれば常に予約しておくのがスマートだと思うんだ
店内は広く、開放的であり、隣客との距離感も十二分に取られており、凄くプライベートな感じ
流石、ホテルのレストラン…という感じで、テラス席は季節によってはかなり特別感がありそうだし、中の席もダークブラウンを基調にした雰囲気で高級感がある
BRUNCH COURSE
ランチは前菜、前菜、パスタ又は肉料理等(追加費用が必要)から選べるようになっていて、前菜はサラダからスタート…
ANTIPASTO
メルカートサラダと銘打たれたサラダは、ハモンセラーノ、スモークサーモンにワカサギのカルピオーネと、肉と魚介が両方乗った豪華なやつになっている
量も普通にあるので食べ応えもあって凄く美味しい
CALDO
前菜のサラダに続いてサーブされるのが「CALDO」と銘打たれた一皿なんだけど、「CALDO」はイタリア語で「温かい」という意味であり、温かい一皿って意味だと思う
煉獄の卵と名付けられたトマトピューレの中に入れられた半熟卵をスプーンで割り崩しながら自家製フォカッチャに乗せて頂く…という変わった料理
パンを食べるためのメニューなのかな…
卵は半熟で温かいトマトピューレをパンに乗せて食べるのは美味しい…美味しいんだけど…これ、要るか?って感じはしないでもない
こういうのはイタリアで見た事が無いんだけど、ジャパニーズイタリアンなのかな?
MAIN(カーチョエペーペ)
メインはパスタ又は追加料金が必要な肉料理なんだけど、想定していたよりも選べるパスタの種類が豊富で、選ぶのに時間が掛かってしまった
カチオエペペと書いてあるけど、これはカーチョエペーペってやつで、トンナレッリってのは四角断面パスタで所謂、キタッラってやつなんだけど、ここのは普通に丸断面だったような…
Cacio(チーズ)e Pepe(胡椒)の名の通り、チーズと胡椒のみで味付けされたシンプルなパスタ…
アタシは本場ローマで食べた事が無いんだけど、このパスタが大好きでメニューにカーチョエペーペがあると必ずと言っていい程、オーダーしてしまう…
ここのカーチョエペーペはかなり濃厚で、食べ応えがある感じ
こてこてのイタリアンというよりは、アメリカンなテイストを感じるのはこのAceHotelがアメリカはシアトル発祥のホテルであり、このMR.MAURiCE'S ITALIANの監修をしているのがアメリカでトップのイタリアンシェフであるマーク・ヴェトリ氏だから…かもしれない
MAIN(リガトーニ)
国産実山椒風味のボロネーゼ味のリガトーニを使ったパスタ
リガトーニは解りやすく言うと、デカいマカロニであり、見た目以上に食べ応えがあったりする
パスタと言えばスパゲッティやリングイーネが有名だけど、こういうリガトーニみたいなショートパスタはイタリアでは普通にあるのに何故か日本ではあまり見かける事が無いので、メニューで見つけたら食べてみると凄く新鮮に感じたりできると思う
実山椒の風味は僅かに感じる程度の隠し味使いで、あくまでボロネーゼであり、リガトーニが食べ応えがあって凄く美味しい
DOLCE
ランチセットはデザートとコーヒーもちゃんと入っており、デザートは複数から選べるようになっている
この日はさつま芋を使ったデザートとアイスクリームのセット
鉄鍋に入れられた、火を入れて表面をブリュレしたさつま芋のデザートは自然の甘味を感じられる一品であり、この芋を使ったデザートって、実は海外ではあまり見ないので外人さんにもウケが良さそうな気がする
イタリアンと言えば、定番デザートの「ティラミス」であり、正式な発音は「ティラミスー↓」だったりする
これはもう間違いの無い一品であり、鉄板の安定感
こんな非日常な空間でランチしてデザートを食べつつ、温かいコーヒーを飲んでいると、何か…まるで旅行にでも来たかのような錯覚を覚えるんだけど、こういう所謂「非日常感」というのを味わう体験…ってのは、心に残るし、精神衛生上良い効果をもたらすような気がする…( ˘ω˘