上海には沢山の小籠包レストランがあるんだけど、その多くが人民広場近辺に集まっていて、一度小籠包屋さんをはしごしてみたいなぁ…なんて思いつつもやっぱり1軒目から海老入り、蟹肉入り…と色々頼んでしまって直ぐにお腹いっぱいになってしまうエヂです⎛´・ω・`⎞
しかし、悲しいかな上海なんかで小龍包を食べると、殆どのお店が一口食べて美味しいと思える「ある一定以上のレベル」にあるため、店々の違い…と言うのが中々掴みにくいなぁ…と思ったりする…
でも多分、美味しい小龍包に馴染みが無いアタシ達日本人にとってこの味の違いというのは中々難しいものなのかもしれない…⎛´・ω・`⎞
アクセス
最寄駅は上海地下鉄「人民広場駅」なんだけどこの駅は非常に大きく、駅出口を間違えるともうそれだけで方向や位置関係が全く解らなくなる
日本国内であればGoogleマップを開けば解決するけど、中国ではGoogle先生のチカラは弱体化されており、VPNで接続していたとしても頓珍漢な位置を指してくるものなのだ
駅の出口は8、9、10出口を出て、黄河道に入る…
丁度、この通りには国際飯店西餅屋という行列の出来るパン屋さんがあるのでその行列が目印でもある
そのまま黄河道を直進、最初の十字路を通り越して数メートル歩くと右手に店舗が見えてきます
11時には入店すべし
人民広場周辺は一台観光池であり、この辺りの人気店にランチに行くのであれば、午前11時頃には入店しておかないと、中国ルールで外の並びに参加しなくてはならなくなる(誰が誰の後なのか良くわからなくなり、店員さんがテーブルを片づけるよりも前に、前の人が去ったテーブルを抑えたりするやつ)ので、精神衛生上にも早めの入店がオススメ
店内は広いとは言えないスペースに、所狭しとテーブルが並べられており、お店はキレイで観光客向けの顔をしてはいるが、実はローカル臭も割と強い…
魚が死んだような目をした店員さんは、なかなかテーブルを片付けてくれなかったりするので、テーブルが片付く前から被せて飲み物なんかを注文するとテーブルを片付けてもらうキッカケ作りが出来たりする
注文はテーブルに貼られたバーコードをWeChatで読み込んで行うやつで、慣れると非常に便利
ただ、メニューは小さな画面では見辛く、やっぱり紙のメニューの方がいいな…と思ってしまうのが正直な昭和生まれの感想なのだ
このお店は決済まで全部、最初の注文時に完結してしまえたりして、注文から決済まで済ませてしまえば外の並びを眺める余裕も出てくる
エビ入り小籠包美味し‼︎
色々食べてみたんだけど、個人的には普通の小籠包とエビ入り小籠包がオススメ
小籠包は1つの蒸篭に12個も入っているので頼みすぎに注意
小籠包の中にはジューシーなスープが閉じ込められてるんだけど、程よい熱々感で、運ばれて来て直ぐに側面を噛んでスープを飲んだとしても、熱さこそ感じるだろうけど火傷するまでは至らない
即ち、提供後直ぐにハフハフしながら食べる事が可能なのだ
エビ入り小籠包は「ただエビが入っている」だけにあらず…
かなりいい出汁を出すエビの大きな身が入っていて、口に放り込むとエビの香りと旨味を存分に味わえる
もう1つの名物である蟹肉入り小籠包も頼んでみた
こちらは部類の蟹好きには刺さるのかもしれないけど、割と味が濃く、濃厚過ぎて…味の情報が多過ぎるのもあり、1人1個でいいのに…と感じる
少なめサイズの55元のやつをオーダーしても、このデカい蟹肉入り小籠包が6個も付いてくるのでやや胸一杯になる
3人以上であれば1人2個なのでトライしてもいいような気がする…ってか濃い…
相対的に量は多め
このお店には小籠包を食べに来たんだけど、正直小籠包だけでは量的少なく、満足感に欠ける気がした(杞憂でしたが…)ので、一緒に大好きな拌麺もオーダーしておいた
中国のレストラン…例えば鼎泰豊あたりで拌麺をオーダーするといつも小さな拌麺が運ばれてくるので、「拌麺=小さい」と考えていたんだけど、ここの拌麺は割と量が多くて確かな満足感がある
小籠包もそうだけど、このお店「佳家湯包」は相対的に量が多い気がする
上海の街中に暮らす人に聞いても「美味しいから大人気!」という声があったので味は確かだと思うんだけど、接客はアレ…なので、そこはまぁアレして下さい…