京都の某百貨店のデパ地下にイタリアの有名ジェラート店がオープンしたのが昨年6月なんだけど、最初の年の夏は凄い行列だったのが、1年経ってもう並ばずに買える様子を見て、やっぱり日本人はアイスクリームってそんなに好きじゃ無いんだよな…と感じた事があるんだけど、五条にある「ともみジェラーto」さんは大盛況…やっぱり土地に合わせた味、素材とブランディングって大事なんだなぁ…と感じるエヂです⎛´・ω・`⎞
「ともみジェラーto」さんはイタリアのジェラートをこの日本で再現する…という道では無く、拘りを持って生産されている農家さんの食材を使って、日本独自のジェラートを作る…という道を追求されており、生産者を訪ねて素材の調達からジェラート作りまで一貫してご自身の手で行い、更にその素材選びも所謂ジェラートの定番ではあり得ないようなものも積極的に取り入れられていて、甘いもの好きから健康志向の人、安全なものを子供に食べさせたい親御さんまで…と、幅広い層がお店を訪れているんです
アクセス
最寄駅は京阪電車「清水五条」(いつまで経ってもこの名称に違和感を感じる…)で、駅から降りたら五条大橋を渡って鴨川の対岸へ…
このエリア周辺は最近新しいお店が沢山出来ていて、感度の高い若者が集まる面白いエリアになっています
河原町通りを横断して河原町通り西側を四条方面(北)に歩いて行けば左手に「ともみジェラーto」さんが見えてきます
お店の場所は分かりやすいのですが、イベントとかで臨時休業されている事があるようなので土日、平日問わず営業日を公式インスタ等で確認してから向かった方が良いような気がします
車で行く場合、周辺には100円パークが沢山ありますが上限価格にはご注意を…
「ともみジェラーto」さんは1階はテイクアウト販売をされていて、カフェは2階にあります
カフェ利用はジェラート1個…とかそういうオーダーは出来なくなっており、ある程度まとまったジェラート3種盛りとか、パフェとかそういうメニューから選ばないといけないルールになっているみたい(ドリンクは頼まなくても大丈夫)
山椒のジェラート
そんな「ともみジェラーto」さんが昨年イタリアのコンクールで特別賞を獲ったのが山椒を使ったジェラートだったりして、山椒大好きっ子としては是非味わってみたい…
考えてみたら確かにあっちに山椒とか無さそうだし…そう言えば英語でも「Japanese pepper」っていうくらいだもんねぇ…⎛´・ω・`⎞
色々なフレーバーがあるんだけど今回は山椒、桃とSAYOKOと名付けられたみょうがとレモンのジェラート3種盛りをオーダーしてみた
メニューを見ててもマンゴーやメロンに混じって「じゃがいも」とか「アスパラ」とか、ジェラートとはおよそ馴染みが無さそうな名前も書いてあったりするのが興味深い…
お店2階はやや暗めの照明にコンクリート打ちっぱなしの内装がオシャレな感じ
広いとは言えない感じのスペースに、上手くゆったりと席間を開けてテーブルが6席程配置されているのとカウンターが数席
窓際席は明るく、並んで座れる席がフォトジェニック特等席だと思う
程なくして到着した3種盛り
桃はその名の通り、桃のさりげない甘さとフワリと香るリアルの桃のフレーバーが爽やか…素材の味が凄くて、「フルーツよりフルーツの味がする」と言われているのも頷ける
気になっていた山椒は味わいが文字にし難く、是非一度味わってもらいたいんだけど、簡単に言うとまさに山椒!(表現力が乏しくてすいません…_(:3 」∠)_)
そのままやないかwと思われるかもだけど本当に山椒の緑の粒がジェラートに入っていて、冷たい中に仄かに痺れるエッセンスが入ってるんだ
食べた後、口に残る…あの口の内部の部分部分が味に敏感になるあの感じがジェラートの中に封じ込められているなんて…( ˘ω˘
これは確かに海外の人には衝撃かもしれない
そしてSAYOKOと名付けられたみょうがとレモンのジェラートはなんかリアルな土の味がする…というか、これはみょうがの醸し出す味わいなんだろうか…途中でレモンが追いかけてくる感じして実にさっぱり( ˘ω˘
3種食べてみて相対的に感じたのは過度な甘さは全く無く、素材の味と甘味が冷たいジェラートの中に封じ込められている…という事…ただ甘いだけじゃぁないんだ
限定のパフェは見た目も豪華
「ともみジェラーto」さんのカフェで食べられるもう1つの目玉が季節限定の果物とジェラートを使った贅沢で見た目も華やかなパフェ
丁度この訪問時は「夏のフルーツタイティーパフェ(¥2300円)」と「チョコミントとデラウェアパフェ」がメニューに載っていました
このパフェは午後のお茶の時間のピークとかになると売り切れもあるので早めにオーダーするのが吉
メニューは割と頻繁に内容が変わるみたいで、あの日食べたアレが美味しかったから…って、後日行ってみたらまた全然違うパフェがメニューに載っていたりする
夏のフルーツタイティーパフェはタイティー…あれ?タイティーって何だ?って思ったんだけど、タイの紅茶を使ったジェラートのことらしい…
夏のフルーツはオレンジの果肉が眩しいマンゴーがたっぷりと…それにジェラートもたっぷりと入っています
この長く底が深いグラス一杯にマンゴーとジェラートがぎゅうぎゅう詰めで、これは中々食べ応えのある1品
「チョコミントとデラウェアパフェ(¥2100円)」もデラウェア(種無しブドウ)たっぷり、ジェラートたっぷりな一品
デラウェアがジェラートで冷やされて、皮ごと食べるとシャリシャリとした食感になっており、冷たくて非常に美味しい( ˘ω˘
そう言えば今は葡萄も旬だよね
チョコミントも美味しいし、途中で冷たく冷えたクッキーなんかも出てきて食感も変わるし、ジェラートとクッキーが凄く合う…
考えてみたらアイスをクッキーで挟むデザートとかあるもんな…この組み合わせは間違い無いんだ( ˘ω˘
ジェラートパフェって凄く特別感あるなぁ…アイスケーキとかパフェとか、アイスの塊って子供の頃の憧れですよね
ジェラートで作られたモンブラン「ブルーベリーヨーグルト」
何か凄く豪華なこの組み合わせ…白と紫のコントラストが美しい、食べるのが勿体無くなってしまうようなこの外観…でも、時間が経つと溶けて無くなってしまうという儚さを併せ持つ一品
次はどんなパフェやデザートがメニューに載っているんだろう…と期待値が凄く上がってしまう「とこみジェラーto」さん
凄く人気があるお店みたいなので、出来るだけ早い時間に行くのをオススメします(因みにお店は12時オープン)